教室の新聞 「タイム通信」

今年の3月20日、21日に教室の生徒さんも参加して、瞑想教室大会がありました。
その後、大会に参加した生徒さんから、各教室の生徒さんと出会えたのだから、
新聞を作って生徒さん同士皆で交流できるようにしたら、と提案がありました。
生徒さんが自主的に作っていけるように、主宰者は一言だけコメントをする新聞で
す。「タイム通信」と名付けましたが、「タイム」とは、これも生徒さんの提案で、瞑
想教室大会で生徒さんと共に宿泊した部屋名が「タイム」だったので記念に「タイ
ム通信」とし「タイム通信1号」は瞑想教室大会感想を、「タイム通信2号」は、10
月の金井先生のマントラライブの感想を載せることになりました。

マントラライブの感想

松山さん
はじめてマントラライブに参加させていただきました。金井先生のお声とマントラの
言葉がとても心地よく響いてきて、どんどん深く瞑想に入っていきました。体がポカ
ポカ温かくなってくるような感覚があって、深い安心感に包まれたとてもゆったりし
た、気持ちの良い時間でした。終わった後、すっきりとした清々しい気持ちになり
ました。また、是非参加させていただきたいです。
有難うございました。

犬嶋さん
今回初めてマントラライブに参加させていただきました。CDで聞いていた金井先
生の声とはまた一味違う何とも言えない優しい声で、マントラを聞きながらスーと
心が引き込まれて、不思議な感覚を受けました。人前では決して話したことがな
い私ですが、勇気を出して「死」について質問をしてしまいました。
とても丁寧に答えて下さり本当に嬉しかったです。改めて瞑想に真剣に取り組もう
と思いました。今後もまた参加したいです。

本田さん
本格的なマントラは初めてでした。心にズーンと来るような感じで。
楽器もあったので、相乗効果もあったと思います。
私はあの太鼓のような楽器の響きが好きで、自分でもやってみたいなと思いまし
た。マントラを唱えながら自分であの楽器の演奏できたら素敵。瞑想の違う楽しみ
方が出来たように思います。

小野寺さん
私は、今まで静かな環境の中にいると、どうしてもいろいろな想いが頭の中に出て
きて、特に嫌なことが頭の中に出てくると息苦しさや苦痛が出てきてしまい、体を
動かしていないと気がすまない状況が長く続いていました。
この状況をどうにかしたいという思いがあって、初めて「瞑想金井メソッド教室」に
通い始めました。
瞑想教室で聞くお話は、今までああしなければ、こうしなければという固着した想
いを打ち砕くお話で、私にはとても新鮮で興味深いことばかりです。瞑想教室では
肩の力を抜くことができる為、とてもリラックスでき楽しみに参加させていただいています。
10月に行われたマントラライブでは、金井メソッドの提唱者である金井先生に初
めて会うことができ、とても心地よい落ち着いた雰囲気の中で、マントラや、お話
を伺うことができ、普段家庭のことや仕事のことで忙しい私にとって癒しのひととき
でした。マントラやお話をお聞きしていくうちに、金井先生の醸し出す存在感の偉
大さに心が落ち着き、マントラが心に響き渡るような感じでした。
これから長い人生、山あり谷ありいろいろなことがあると思いますが、瞑想にであ
えたことに感謝し、日々の生活に瞑想をとりいれていきます。
継続と実践あるのみだと思い、もっと自分自身の心を自由にして受け入れるとい
うことも深く学んでいきたいと思っています。次回金井先生とお会いする機会があ
りましたら、是非お話をさせていただきたいと思っております。有難うございました。

Aさん
10月3日(日)に開催されたマントラライブに参加させたいただきました。
私は今年の8月から瞑想生活を始めたものです。職場での精神的な行き詰まりや
人間関係の煩わしさ、なかなか開けない私生活の展望等、さまざまな煩悩に焦心
する毎日を過ごしておりました。40歳を目前に迎え、一体これまで何をしてきたの
だろうかと自問すると、自分なりに努力を続けてきた割には、人様に言えるような
ものは何も残っておらず、あらためてその事実を考えると暗澹たる気持ちに襲わ
れて、どうしようもありませんでした。自分の生活を見直すきっかけの一つとして、
瞑想に取り組み現在に至っております。
金井先生にお会いするのは今回が初めてでしたが、以前より著書を通じて存じ上
げておりました。今から約10年前の29歳の時だったと記憶しています。確か新聞
広告の「ガネーシャの知恵」新刊案内で先生のことを知りました。
当時、私はある街の大学で研究員として働いていました。同僚のインド人からガ
ネーシャ像をお土産にもらった次の日に見た広告だったので、強く印象に残って
おります。これは何かの縁かもしれないなあ、くらいの軽い気持ちで本を購入しま
した。
(当時、著者本人とお会いすることになろうとは、さすがに考えてもみませんでし
た)。著書にある経歴から、どこか精悍なビジネスマンをイメージしておりました
が、実際にお会いしてみるとやはりその面影は残っており、おそらくあのまま仕事
をつづけられていてもビジネスマンとして、世俗的な成功を収めていたように感じ
ます。

さてマントラライブです。
マントラというものに接するのはあの日が初めてでした。
もちろん、これまでも「マントラ」サンスクリット語で「真言」の意であるとか、チベット
仏教では盛んである等は、知識としては知っておりましたが、体験したのは初めて
でした。音階があるような無いような単調な響きに感じられるものの、瞑想に適し
た演奏は非常に心地よく、音楽の助けにより、普段より割と早い時間に、睡眠に
入る直前のリラックスした状態、に入ることができました。
マントラが瞑想とどのような関係であるかを、先生が説明されていた気がしました
が、私にはあまり記憶がなく、ただ音の流れに意識を任せておりました。
あの日の収穫は金井先生と他の瞑想者にお会いすることができたことでした。
金井先生が提唱なさる「心を開いて、想いからはなれ、自分を観る」という瞑想の
作業が、自己流の解釈によって全然別の方向にいっているのではないか、という
不安を持ち続けていました。色々な方々から出た質問によって、他の瞑想者が、
どのようなことを心に留めているのかがなんとなくわかりました。次回以降も積極
的に参加させていただきたいと思います。

次回(2011年)の、金井先生のマントラライブを楽しみにお待ちください。 隈元