視線を移す先の最終地が自分

瞑想を始める前は、嫌なこと辛いことがあった時の対処法として、
友人に話を聞いてもらう、旅行に出かける、美味しいものを食べる、
たくさんの買い物をする、知人が紹介してくれた癒し系グループを訪ねて、
先生といわれている方々のお話を聞く、本から知識を得る、
等してその場を乗り越えていました。
しかし、ある時期から、いつも同じことを繰り返しているだけで、
何も変化していない、成長のない自分に気付き、不安と焦りを感じていました。
そんな時に出会った一冊の本が、
金井系一郎著「すべてを受け入れて自由になる」でした。
瞑想についてと、長い間求め続けてきたことへの答えがわかりやく書いてあり、
同時に、自分以外の外側に答えを探し求めていたことに気がつくことができました。
「いろんなことを繰り返し、繰り返しやって、最終的には
自分を観るしかない、視線を移す先の最終地が自分である」
という金井先生のお話があります。
自分には限界を感じており、自分以外の外側に答えを求めるのが当然のこととして
探していましたので、お話に目が覚める思いでした。
それからは、自分にもどって、
「心を開き、想いから離れ、自分を観る」
という瞑想金井メソッドを毎日欠かさず続けています。

ヤエドクダミ