瞑想

金井先生にはじめてお会いした時に教えていただいたことがあります。

「瞑想は5分でいいですから毎日やってください。時々まとめて長時間やっても
意味がありません。生活するなかで毎日想いを作って生きているのですから、
心を開き、想いから離れ、自分を観る、ということを、毎日やること、継続すること
が大事です」

あれから長い年月がたってしまいましたが、体調がすぐれなかった数日を除い
ては、ほとんど毎日続けてきました。
長い間には、自分の想いに振り回されたり、想いを評価、判断したり、
時には瞑想に何かを求めていたり、そして、そういうことをしている自分に気付
かないということも度々ありました。
先生の導きがなければ、想いから離れて自由になるのでなく、逆に自我を強
めてしまうことをしていたと思います

最近では、日々の瞑想で身に付けた、想いから離れる、ということを日常生活の
中でもやっていますが、マイナスの想いにとらわれている時など、比較的短い時
間で離れることができるようになったと思います。
人は想いから離れる、ということをするだけでも楽になれるのです、と言われた
先生の言葉を思い出します。
今年も、心を開き、想いから離れ、自分を観る、という三つのことを、淡々と続け
ていきたいと思います。